6月15日 本日はお大師様のお誕生日です。

高野山では毎年、この日に『青葉まつり』が行われています。

お大師様は774年、現在の香川県善通寺市にお生まれになったと言われています。

幼名を真魚と言い、子供の頃から非凡な才を持ち、神童や貴物(とうともの)と周りから呼ばれていたそうです。

さて今年はそんな天才お大師様の伝説をひとつお話いたしましょう!

お大師様は、密教の教えを習得するため、留学僧として遣唐船に乗って、唐(中国)の長安へ渡りました。

現代と違って日本の国外へ出るということは、命がけのことでした。

この時の遣唐船は4隻でしたが、唐に辿り着いたのは2隻だけでした。

しかも、嵐に遭い、お大師様の乗っていた遣唐船は、目的の場所とは違う場所に到着してしまいました。

嵐に遭ったため船はボロボロで、到着した場所の現地の人からはとても怪しまれました。

海賊の疑いもかけられてしまい、上陸を許可されませんでした。

そこでお大師様の登場です!

お大師様は、上陸を許可してもらうため、自分達の素性を証明する文書を書きました。

それを読んだ現地の人が「こんな素晴らしい文書をかける者が海賊なわけがない!本物の遣唐使だ!」と認めてくれて、上陸を許可されました。

そして、お大師様は無事に長安に辿り着くことができ、密教の伝承の第7祖の恵果和尚に出会うことができました。

ここでもお大師様は伝説を残しますが、それはまたの機会としましょう。

お大師様は本当にすごい方ですね!!

南無大師遍照金剛( -人-)